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新しい古道具 

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ちょっと可笑しなタイトルですね。
「新しい」 古道具って。

クラスカ ギャラリー&シッョプDo.での「ドーの古道具市その二」が昨日から、今日(2012.1.21~1.22)の2日間で開催しています。

もう一昨年になりますが、古道具市その一がこちらで開催されたときに伺って、私は掘り出し物を入手したのです ! 戦前につくられたという木製のブックエンドを。今でもちゃんと使えています。
よく街中の神社などである骨董市は早朝から、プロの骨董の目利きたちが多くいらしていたりして、どうも私のような素人には朝も早いし、価格も価値もちゃんとわからないから遠ざけていましたが、クラスカDo.がそんな人たちのために、気軽に古道具、いわゆる骨董にふれてほしいということで始まったこの企画。
私は、また「その二」がこないかなぁ~と思っていましたら、うれしい知らせ。
早速初日の昨日に行ってきました。

写真にあるのが、今回の戦利品w
こちらは戦前の薬ビン。昭和初期につくられたとう小さな薄い陶器のまるで貝殻のような器。そしてフランス製の戦中につかわれただろう、ガーゼの包み。戦中戦前につくられた郵便ハガキ。そして、ベースが昔のアイロンで支柱はなにかの部品だったもの、そして古いランプシェードをひとつに繋げたデスクスタンドライト。

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薬ビンには「wakamoto」と刻まれていて、きっと「強力わかもと」の昔のものでしょう。
今では、薬局で売られているシロップ薬などはほとんどプラスチック製のものになりましたね。
このビン、うっすらとグリーンがかっていて、また光があたるととてもキレイなのです。

小さな貝殻のような足つきのうつわは、何に使われていたかはわからないけど
飾り棚なんかにディスプレイしてみたいと思ったり。
ガーゼの包みなんて、このまま開けずに置いておきたいと思うもの。

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この郵便はがき、文字の向きが今とは逆。
これを扱っていた店主に聞くと、戦争に負けて進駐軍の管理下になってすべて
表示が右からではなく、左からになったので、これは貴重な未使用のハガキだと。

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このデスクランプ、ベースが昔のアイロンだというのがとってもユニーク。
こちらは、茅場町にあるMAREBITOさんの出店より。
職業柄というわけでしょうか、どうも「照明」ものには反応してしまいます。
どのパーツも古いものですが(コードまで昔のものにこだわっている)、それぞれの役割の違った
パーツたちをひとつに組み合わせることによって、『新しい』ものになりますよね。
もちろん、それでも自分の感覚に合わなければ欲しいとは思いませんが、
このデスクランプは、とても趣があって私も照明の仕事をしている中で、今これから
発信していきたいものの"きっかけ""ヒント"になるエッセンスがこれにはありました。

「PSE」も製造者責任もこれにはありません。
手に入れたときから、私自身が責任になるこのデスクランプ。
薬ビンも器も同じ。
いつからか、誰かの手から手に渡って自分の元にきてくれたモノたち。
この時を経てきたモノが、自分のモノになったとき、改めて新しい価値が生まれます。
その価値を育てていくのは自分。
ただ古いもの、骨董というコトバでは終わりません。

新しくデザインされて、たくさん生産されていくものも、いつかこうして
次の世代や次の次の世代の人たちの手に渡り、また新しいものに生まれ変わっていく。
そのときの時代に沿ったものとして。その時代のモノと一緒に共存していく。

だから「新しい」「古道具」
ワルくない。

この古道具市のオモシロさは、それぞれの店主とのオシャベリや値段交渉の丁々発止w
また次回が楽しみでしかたないですね。
by htani1223 | 2012-01-22 13:02 | つれづれ
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