少し最近慌しさがあり、そしてしばらく外食続きがあり、もう限界。。と思い 今日はほんとに一心不乱に料理をしていたようです。 カラダが欲するのですね。 自炊食事を、きっと。 3月にはいり、外は春の匂いがします。 ほんの少しですが、桜のつぼみがふっくらと感じました。 昨年友人に、アラン・デュカスのレシピ本を誕生日にいただいていた。 なんだかそんなセレブ料理には普段縁遠いのだけれども、名前だけで 開くのも遠慮していたのだが(友だち、、ごめん!) おそるおそる開いてみた。すると、デュカスはこの「Nature」という本の中で カラダにやさしい、野菜たちを中心としたレシピを多く紹介している。 そして、食材もフレンチ特有のものから代用できる食材のことも 丁寧に紹介していて、意外にとっつきやすいものでありました。 最初につくってみたのは 「レッドキドニービーンズの鶏ブイヨン煮、タマネギとパンチェッタ入り」 にんじんもはいっているけれど、ほんとに豆を引き立てていて、とても美味しい! ほんの15分以内に出来てしまった。(豆は缶詰使用) 続いては「じゃがいものオープン焼」 皮ごと串切りしたじゃがいもに塩・胡椒とオイル、タイムを擦り付けて オーブンで焼く。最後の5分にセミドライトマトを入れてほんの余熱程度で火を通す。 これも簡単だ。 デュカスだけではなく、今回はヨーガン・レールの社員食堂レシピからも。 これは「レンコンのバルサミコ炒め」 本では、牛蒡なんだけど、レンコンでやってみる。 ヨーガン・レールの社員食堂はデュカス以上にストイック。 肉・魚をいっさい使わないベジタリアンレシピ。 しかし、いつも思うけれどもこちらの料理も深い味わいでどれも美味しいのである。 これは私の定番「キャロット・ラペ」 グリーンのステキな深い色のこの器は、ヨーガン・レール、ババグーリのもの。 緑にはオレンジが合うのです。 最後は、旬の食材スナックエンドウをつかって 「スナックエンドウの海老そぼろがけ」 これは海老そぼろに一工夫。 マスタードとタマネギのすりおろしが効き味。 カラダがとっても喜んでいます。ほんとに。 デュカスのレシピもそうだけど、フレンチだからとか、中華だからとか 予め味の濃さやイメージを考えて自然に避けていた分野。 しかし、滋味深い、カラダ思いの素晴らしく考えられた ものが今の時代のフレンチや中華なのかもしれない。 最近、私の周辺でよく聞くフレーズに 「同時代性」 というコトバ。 そう、今の時代に寄り添って、しかし媚びることなく 従来のものを従来以上の価値にして生かして、残していく。 これは何ごとにも言えるのかもしれないですね。 特にこのような食べるもの。料理にも。
by htani1223
| 2012-03-19 00:28
| きょうの料理
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