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イタリア料理とうつわ

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イタリア料理とうつわ Collaboration Exhibition

のレセプションパーティに行ってきました。
foro08主催のイベントで、以前より気になっていたプロデュースでした。

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陶器作家2名とイタリア料理シェフとのコラボレーション。
聞くと面白いのは、うつわを製作して


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陶芸作家がシェフに見せ
シェフがそのうつわ見て料理を考え


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またその料理を見て陶芸作家がうつわを考える
という、双方向のやりとりを何度も繰り返し、最終形に仕上げていく
という、とても本来料理とうつわのあるべき姿のような気がしました。




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こちらのイベント、来週の土曜21日まで開催。

パーティフードがきれいに盛り付けてあって、こちらも美味しくいただきました♪
特に、鶏のムネ肉をたぶん蒸したのだと思うけど、それをブラックオリーブペースト
でマリネしてあるもの。
そして、チーズとベーコンだと思って食べたピンチョス、実はジャガイモをサイコロ状に
したものとベーコンの組み合わせには食感的に楽しかったです。

ヒントをまたいただきました。




うつわと言えば、今週の12日には21_21 DESIGN SIGHT にて
「U-Tsu-Wa」展のレセプションがありました。

ルーシィ・リーのすばらしい作品の数々をメインに、エルンスト・ガンペールの木のうつわと
ジャニファー・リーの手ひねりの技法によるうつわ。

こちらも大変見ごたえのある展示。
ルーシィ・リーの特集のTV番組を先日見ましたが、すごく感動してしまいました!
恥ずかしながら、あまり詳しく知らなかったのですが、あの繊細な薄さと緻密な計算による
釉薬の調合によって生まれた色彩。

美味しい料理が美しく盛り付けられ、うつわを引き立てているイタリア料理とうつわ展。

なにも盛り付けられてなくても、貴重なうつわの数々を見ることによって実際に自分の料理が盛られた様子を想像したりも出来て、またはただただ眺めるだけでもジーンと染み込んでくるものがあるU-Tsu-Wa展。

私にとってはとてもピンポイントに響くものがあるExhibitionです。

今日同行させていただいた方に
「これは魯山人に近いものがありますね」と言ってしまったけど
また近くても非なるものだなぁと、しみじみ今思います。
by htani1223 | 2009-02-15 03:13 | デザイン(全般)
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